サイバービジョンHOME>VPS(仮想専用サーバー) パワード >機能詳細>メールサーバー機能
POP3(Post Office Protocol 3)は、最も一般的に使われているメール受信のプロトコルです。基本的には、メールサーバーに届いたメッセージは、すべてクライアントマシンにダウンロードする形をとります。(ユーザー側のメーラーの設定により、メッセージを一定期間サーバーに残しておくことも可能です。)
IMAP4(Internet Message Access Protocol 4)は、メールクライアントでサ ーバーにアクセスすると、まず受信メール一覧を返し、その後ユーザーが選んだメールのみをダウンロードするという仕組みになっています。すべてのメッセージはサーバー側に蓄積されており、サーバー側に複数のフォルダーを設定してメールを分類管理することも可能です。
なお、シェアードサーバー、パワードサーバーのFXシリーズ、チャータードサーバーのFXシリーズでは、POP3およびIMAP4をSSL暗号化通信にて利用できる「POP3/IMAP4 over SSL」に対応しております。
お客様に割り当てられたホスティングサーバーは、メール送信時に使用するSMTPサーバーとしても使われます。SMTPサーバーは通常スパムメールによる不正利用を排除するため、その使用時にユーザー認証をする仕組みをとり入れています。本サービスでは、プランによって「POP-Before-SMTP」または「SMTP-AUTH」という認証方式をご利用いただきます。
Webブラウザを使ってメールの送受信をすることができます。(Webブラウザに付随しているメールクライアントを使うのではなく、通常の Webページにアクセスする機能を使います。)すべてのメッセージはサーバー側に蓄積され、クライアントマシン側にはメッセージは蓄積されません。Web ブラウザが使える場所であればどこでもメールの送受信が可能です。
特定のメールアドレスに対して送付されたメールを他のメールアドレスに転送設定することができます。また、転送先として、サーバー内に設置した特定のプログラムを指し示すようにすることによって、その特定プログラムをメールで操作することが可能になります(例えば、メーリングリストで使われるメールコマンドなど)。
送付されてきたメールの送付元に対して、あらかじめ用意してある返信メールを自動的に返信することができます。長期休暇などで一定期間電子メールが使えない場合など便利です。
スパム(迷惑メール)をメールボックスに取り込まないように、差出人のアドレスをもとにフィルター設定することができます。なお、設定は、ドメイン名単位でもメールアドレス単位でも可能です。