サイバービジョンHOME>VPS(仮想専用サーバー) パワード >機能詳細>WEBサーバー機能
標準のディレクトリ構成としてCGIプログラムの実行が可能な cgi-bin ディレクトリが用意されております。ネット上で配布されているフリーのCGIプログラム、あるいは、お客様が開発された独自のカスタムCGIプログラムなど、自由にご利用いただけます。
Apache の設定ファイル(httpd.conf)を操作することにより SSI(Server Side Includes)がご利用いただける形になっています。これにより、ユーザーからアクセスがある毎に、HTML文書中に挿入されたコメント(実行コマンド)をサーバー側が読み込み、指定された処理を実行させることができます。(例えば、すべてのファイルに同じヘッダやフッタを表示する、ファイルの最終更新時刻を自動的に表示する、など。)
(注:Shared では httpd.conf の編集はできないようになっており、機能の拡張は.htaccess を使って行う形になります。)
各種の「アンケートフォーム」や「申込受付フォーム」など、アクセスユーザーに対してデータ入力を求めるページは、この機能で実現することができます。簡単な設定ファイルを作成するだけで、ユーザーの入力データをサーバー内のファイルにCSV形式(カンマ区切り形式)で蓄積したり、特定のメールアドレスに送信することが可能です。
また、クロスサイトスクリプティング(入力フォームのセキュリティホールを狙った攻撃手法)を防止する機能を備えているためセキュリティ面も安心です。さらに、セキュアサイト設定(オプション)をすることにより、SSL暗号化通信をお使いいただくことも可能です。
アクセスユーザーのブラウザの種類(携帯電話端末を含む)をサーバーが認識し、その種類ごとに特定のページにリダイレクトさせることができます。これにより、同じURLに対するアクセスであっても携帯電話端末の機種ごとに別々のページに自動振り分けすることができます。
通常のHTMLファイルの中に変数(この機能を使うための特殊な文字列)を埋め込み、ユーザーがアクセスする毎に、その変数部分に特定の値の数字や文字列を代入することができます。利用できる変数は次の通りです。
特定のメンバーのみがアクセスできるメンバー限定ページを作成することができます。メンバーごとにIDとパスワードを設定する形となりますが、設定作業はWebベースのコントロールパネルで簡単に行うことができます。
本サービスでは、Webサーバーとして Apache(アパッチ)を採用しています。サイト管理者は、Apacheの設定ファイルである httpd.conf を編集することができるようになっておりますので、Webサーバーのパフォーマンスをチューニングしたり、あるいは、新しいモジュールをロードすることによってWebサーバーの機能を拡張することが可能となっています。例えば、次のような設定管理が可能となります。
(注:Shared では httpd.conf の編集はできないようになっており、機能の拡張は.htaccess を使って行う形になります。)
Webブラウザ側で新しいプラグインを使用することを前提としたコンテンツを作成する場合、そのコンテンツの形式をサーバー側でも認識しておく必要があります。この場合、そのコンテンツ形式を表すMIME(マイム)タイプ情報を httpd.conf に設定することになります。
コンテンツの更新に伴い、従来あったページが存在しなくなるといったことがあります。アクセスユーザーの中には従来あったページをWebブラウザにブックマーク登録している場合もあり、それに基づいてアクセスすると、「404 Not Found」といったエラーメッセージをサーバーから受けることになります(エラーメッセージには、エラーの状況に応じて「404 Not Found」以外に何種類かあります)。これらのエラーページをカスタマイズすることによって、アクセスユーザーにより親切なガイドを提供することが可能となります。
存在しないページにアクセスするとサーバーが「Not Found」というエラーページを返します
エラーページをカスタマイズすることによって、アクセスユーザーを適切なページに誘導することもできます。
Apache はモジュール化されたサーバーです。最も基本的な機能が「コア」として構成され、機能拡張は各種の Apache モジュールをロードすることによって実現しています。本サービスでは Apache DSO(Dynamic Shared Object)に対応しています。これにより、新しいモジュールの組み込みが容易にできるようになります。
当社でご用意している共有ドメイン名に、お客様固有のホスト名をつけてSSL 暗号化通信を実現します。ベリサイン等の認証局よりサーバーIDを取得する必要もなく、ホスティングサービスの利用開始日からSSLをご利用いただくこと ができます。なお、ご利用の際の URLは次のようになります(accountはお客 様のアカウント名を表します)。
https://account.securesites.net/ または https://account.securesites.com/
なお、このオプションでは、米国GeoTrust社のデジタル認証を使用しております。現在、全世界の約98%のブラウザに対応しておりますが、iモードを含む一 部のブラウザに対応しておりませんのでご注意ください。(iモードサイトにてSSL暗号化通信をご利用になりたいお客様は、ベリサイン等の認証局よりサーバーIDを取得し、独自ドメイン名にてSSL暗号化通信を実現する必要があり ます。)
RSSとは、Webサイトの要約を一定のフォーマットにしたがって書き出し、登録ユーザーに配信する機能です。現在、RSSは、主にBlogサイトやニュースサイトで最新の見出し情報を配信するために使われていますが、一般の企業・団体のサイトでの活用も見られるようになってきています。(ユーザーはRSSリーダーと呼ばれるクライアントソフトを使うことによって、毎日複数のサイトにアクセスすることなく、それらサイトの最新情報を自動受信することができま す。)
RSSには幾つかのバージョンがありますが、本サービスでは、RSS 0.91(RSS = Rich Site Summary)、RSS 1.0(RSS = RDF Site Summary)、RSS 2.0(RSS = Really Simple Syndication)の3つのバージョンに対応しております。テキストベースの簡単なコンフィギュレーションファイルを設定することにより、トップページに掲載されている新着情報などを手軽にRSS配信することができます。